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北〇〇銀行の行員のクチコミから学ぶこと

最近、SNSで人を誹謗中傷する口コミや投稿が増えています。当院にも、悪い口コミがありましたが、個人的には、あまり感心する行為とは思えません。特に、地域活性を促す銀行員ともなると、なおさらです。しかし、当院にとっては、勉強するべき点は、多々あります。
医療機関に投稿されるクチコミは、医師、歯科医師に対して、過大評価しているものと、全ての病気がが治ると考えるからでしょう。
病気は、初期のものと進行したものがあります。
今回は根の治療の再根管治療ですが、再度、根の治療をすること自体、予後が不良なのです。
どんな治療でもそうですが、特に歯周病や根の治療などの歯周炎と呼ばれるものは、患者さんの協力が不可欠です。
1%でも治る可能性が治療を開始しますが、予後が悪い場合には、大学病院等に治療を依頼する場合も少なくありません。
胃潰瘍などでも、薬剤治療を開業医で行い、予後不良の場合は、大学等へ紹介する流れです。

目次

根管治療とは

根管治療とは、根の中を綺麗にする治療です。
今回のように根の先が急に腫れてくる症例は。歯根破折が疑われます。
多くの場合は、抜歯に足ることが多いのですが、根の治療で確認をして、症状を見る必要があります。
今回の投稿で、最初から大学に送ればよかったのにと感じたようですが、できる可能性があれば手を付けるのが使命です、最初から、大学病院に送ると、おそらく99%抜歯になります。
これは、大学というところは、危険を回避するからです。
当院は、これからも治る可能性が少なくても、治療をやり始めます

再根管治療の流れ

再根管治療の流れは、次の図のようになります

再根管治療の流れ

治せない治療と治らない治療

今回投稿されたなぜ大学かという説明に、時間的制約という話をしました
今回の患者さんは、土曜日に来院される患者さんで、根管治療は時間を多くとる必要があります
そのために、2週間後の予約で、時間を確保したかったのですが、来週必ず予約をとってくれとごねるのです
結局、無理に予約をとるために時間の制約がかかります
次の週も同じで、結局、まとまった時間がとれない結果となり、治せない治療ではなく、治らない治療になり、大学病院を紹介せざるを得なくなったのです
これからも、患者さんの協力があれば、他院で治せない治療でも、治していく方向で邁進します

治療技術の未熟さ

これが、医師、歯科医師にとって、非常に悲しい出来事です。
精一杯治療を行っても、治らなければ治療技術が悪いということにされます
しかし、全ての患者さんが治らないわけではありません
奥歯の根管治療の成功率は、患者さんが協力して、患歯を安静にすれば、予後は良くなります
今回は、仮歯も入れてくれなくて、噛めないと言っていました
嚙んではいけないのですが、最終的に仮歯を入れてほしいというのでお入れしましたが、その時点で治らない歯になります。
また、患者さんの免疫は治すために大きな要因です
特に、女性は40歳ころから、男性は60歳前後に、更年期障害が出る場合があります
ストレスが大きくなり、いらいらしていると、予後はよくなりません

更年期障害

更年期障害は、厄介なものです
特に、完璧主義な方に多く見られ、なんでも他人のせいにするようになります
おそらく、若いスタッフにも仕事ができないなどと罵倒しているのでしょう
私達は、若いものを育てる義務があります
全てに関して、大きな心で見ることが必要だなと、勉強させられました

○○〇〇ボールパーク

岩手県、盛岡市で作った野球場のコンセプトは、自然・伝統・産業・復興
企業と従業員の考え方のギャップは大きいものがあります

ストレスのはけ口

ストレスのはけ口が、SNS上での投稿で、人を誹謗中傷しないものならいいですね
まあ、こうやって書いているのも、ストレス発散かもしれません
こういうことも、いい訳みたいでいやですが、そういう世の中なのでしょうか?
私も、人間的な未熟さを感じます

SNS上で、誹謗中傷する人

誹謗中傷する人
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